「ホームページを自動的に作るソフトを作る」って 何の事だかわかりますか?何度も読み直すとわかった気がします。すぐにわかった
人はWEB系のソフト技術者の黒帯のプロの方なので以下の説明は時間の無駄なので 読み飛ばしてしまいましょう。 でも、やっぱりわからないので少し読んでやるか。と思った方は白帯のソフト技術
者か隠れITファンという方だと思いますので目を皿のようにして熟読して下さい。
一般的に知られているホームページを作る方法は、ホームページ作成ソフトを使って WEBページを作成するという方法です。最近のワープロや表計算ソフトは
「ファイル」保存の時にWEBページ保存という項目があるので、それを選んでファイル 保存すればホームページができます。専門のソフトは、あらかじめテンプレートやサ
ンプル画像がありますのでそれらを使うと割と本格的なホームページが出来上がりま す。ワープロで文章を書ける人ならば1週間程度で10ページぐらいのホームページ
ができるのではないでしょうか?
しかし、この程度ができて「俺はホームページの達人だ」とか言ってはいけません。 また、この程度では余計な仕事が増えてしまうだけなので人にはもう少し達人になっ
てから話をしましょう。達人の領域は更に先があります。ホームページは実はHTML (エイチ・ティー・エム・エル)という言葉で表現されています。みなさんがいつも
使っているホームページブラウザ(ieなど)の表示メニューに「ソース」という項目 がありますのでこれを実行するとそのホームページのHTMLが表示されます。
達人はこのHTMLを直接編集してしまうのです。しかし、これも得に難しいよいった訳 でもなく、幾つかの単語と決まりを覚えれば簡単にマスターできます。ソフトウエア
ーの技術者ならば1ヶ月程度で完全習得できると思います。
HTMLを分かってしまえばホームページは自由自在です。ホームページ作成ソフトでは できなかった微調整や見ているブラウザの種類によって表示を変えるといった高度な
技も使う事ができます。ここまで行くとプロの領域です。「俺は達人だ」と豪語して もかまいません。今の世の中1ヶ月程度の勉強で達人と名乗れるのはHTMLしかありま
せん。コンピュータは難しくてやっている人は頭が良いといった印象がある事を利用 して実力以上のアピールをする事に役立つかもしれません。 しかし、「俺はHTML生書きでWEBページを作れるぜ!」と言っても他人からは
「それがどうしたの?」って言われてショックを受ける可能性がありますので注意が 必要です。

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