外国企業誘致やIT産業は審陽市で全面的に力を入れています。瀋陽周辺は独特の地理をしており、市を中心に放射状に商業地区が広がっています。周辺の8都市を合わせた消費人口は2400万人です。審陽市のIT産業は国内一流のレベルです。瀋陽市では最近、渾南新区(こんなんしんく:新副都心)の建設をスタートしたばかりです。今回の訪問はIT産業に対して意味があることです。李佳常任副市長は「積極的に審陽で投資する日本の企業に対し、市政府として支援致します」と語った。これに対して山口順晴氏は「積極的に審陽市との協力できるチャンスを探して共同発展するよう努力する」と語った。
<解説>
今回の訪問は海外ビジネス研究会主催で行いました。瀋陽(シンヨウ)は中国東北部の都市の720万人の都市で遼濘省(りょうねい・しょう)の省都。近隣の大連(ダイレン)を凌ぐ大都市です。清時代の都で満州時代の首都(奉天:ほうてん)といえば知っている方も多いかもしれない。
参加人数は8名でしたが、弊社のIT関係をはじめ国内企業の海外ビジネス研究会メンバーで市政府に訪問しました。今回の訪問目的は複合案件でしたが中国側は良く対応して頂く事ができ市政府の各委員会には大変お世話になりました。強行スケジュールではありましたが参加者は非常に実りある旅行ができたと思います。
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