ファイルやフォルダを見えなくする事ができます。
これは利用者にとって関係のなファイルは見えない方が都合の良い場合に使います。
非表示設定を使う理由
・関係のないファイルが見えていなければ本来不要な説明をする必要がない
・誤って削除されない
・ファイル一覧がスッキリする
Windowsのファイル属性フラグ
Windowsではファイルに対して属性値を設定する事で可能です。
ファイル属性値の設定はファイルプロパティーで行います。
Windowsのファイルには システム属性、読み込み専用、非表示属性などがあります。
(実際には圧縮属性やダウンロードファイルを判別する属性値もあります)
他のOS(Mac/Android/IOS/LINUX)などUNIX系OSはファイル名の先頭にピリオドを付けたものはシステムファイル
とされており標準的な表示から除かれます。
Windowsの場合、通常のファイルプロパティーでは設定できないシステム属性という属性値があります。
本来はWindowsのシステムファイルで削除されたくないファイルにつけられている属性値です。
Windowsファイルでファイルを見えなくする場合は、非表示フラグとシステム属性フラグの2つを設定します。
ただし、システム属性の設定は通常のプロパティー設定画面では変更ができないので
ファイル属性値を設定できるフリーソフトなどを利用するか、
WINDOWS10のコマンドプロンプトやWindowPowerShell、Windows11はターミナルから設定できる
アトリュビュート(属性)コマンド ””ATTRIB”を使います。l
例) attrib +s +h mienai.txt
+s:システム属性を設定する
+h:非表示属性を設定する 解除するときは-s -h
この仕組みを使ったソフトはUSBのHyperPlusに付属しているUsbStealth(USBステルス)というソフトで提供しています。
UsbStealthは非表示化とファイルの暗号化を行うソフトです。USBの受け渡しで保存されているファイルを一時的に見えなくする事ができます。
CD/USBのフォルダ非表示は独自機能
コピーガードCD/USBにはフォルダを非表示にする機能があります。
この機能はWindowsなどで提供されている方法を使っておらず独自の方法でフォルダを見えなくしています。
パソコンの表示設定に関わらず表示されません。