機会損失とは、得られるであろう利益を失ってしまう事です。
情報商材や映像コンテンツなどデジタル商材で発生します。
デジタル情報は何も対策を行わなければ簡単に複製を作ることができます。
簡単にコピーされる行為をカジュアルコピーといいます。このカジュアルコピーは簡単な方法で防止する事ができます。
カジュアルコピーを不正ぐ方法
ファイルを見えなくする。
ファイルを非表示にする方法はいくつかあります。
Windowsの場合は、ファイル属性値として非表示属性が設定できます。非表示属性を設定したファイルは表示されません。
ただし、この方法はパソコンに詳しい人であれば比較的簡単に表示させる方法が知られています。
そこで少し工夫をします。
ファイルにシステム属性値を設定する。
ファイルには幾つかの属性値を設定できます。例えば、書き込みができない読み込み属性などです。また、非表示にするには非表示属性(HIDE属性)を設定します。非表示属性が設定されたファイルやフォルダは標準のWindows設定では表示されませんがパソコンの表示設定を変えると表示されます。そこで、もう1つの非表示属性であるシステム属性を設定します。
システム属性とは本来はWinodwsの重要ファイルなど削除されると不具合になるので見せないファイルを指定するファイル属性値です。HIDE属性とは別に用意されています。このHIDE属性とシステム属性を設定するとファイルをより強固に見せない工夫ができます。
非表示属性を更に強固にする
Windowsのファイル属性はWindowsパソコン専用の仕組みです。MacやLINUXなど他のOSでは別の仕組みで非表示にしています。つまり、Windowsで見えなくてもMacを使えば表示されてしまうという事です。
そこで、もう少し工夫します。Windows以外のOSは、ほぼすべてUNIX(ユニックス)というOSがベースになっておりmacOSやAndroid、iOS、LINUX(PC LINUX)もすべてUNIX系のOSです。UNIX系のOSのファイルはファイル名の先頭がピリオドで始まっているファイルはシステムファイルとして表示しないという約束があります。
本格的にコピーを防止するのは、コピーガード機能をもったメディアを使う事です。
コピーガードメディアの欠点は、量産化ができないとうことです。
強固なコピーガードでは、コピーで量産化ができないので作成に手間がかかりコストが高くなってしまう事が欠点です。