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■テレワーク(離れて・働く)
テレワークの「テレ」はテレポート(瞬間移動)やテレキネシス(念力)などで使われている 「遠く」または「離れて」という意味があります。テレワークとは「離れて・働く」という意味で在宅勤務以外にモバイルワーク、サテライトオフィス利用なども含まれます。 最近ではインターネットやIP電話、クラウド技術など情報通信の技術を利用し、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方と理解されています。

ノマドチャットのノマドとは「放牧民」の事です。ノマドワーカーという言葉がありクライアント先で仕事をしたり特定のオフィスを持たないフリーワーカーの事です。連絡はツイッターや携帯電話、メールで行います。ノマドワーカーのつわものは家さえ持たない都会の放牧民もいます。ノドマチャットはノドマワーカーを意識した製品ではありませんが、セキュリティーを確保し場所を選ばず柔軟に使えるという点でプチ・ノドマワーカーやモバイルワーキングにも十分耐えられるよう進化していきたいと思っています。

 

 

■国もテレワークを推奨?
日本では総務省が「テレワークの推進」というホームページでテレワークを推奨しています。
 国がeJAPAN戦略などでテレワーク(在宅勤務)を推進している理由は、IT推進や少子高齢化に伴う労働人口の減少問題があると思われます。
 企業でもテレワークの活用は大きな意味があります。企業のテレワーク採用では東日本震災後、通勤や節電対策、事業継続など有事の際のリスク対策という理由が目立っています。また、人材確保といった面では新しい人材の確保をするよりも退職者を減らす方が簡単です。優秀な人材が 育児や介護問題、UJIターン(都市→地方)現象で働く意志はあるのに退職せざるを得ない状況をの一つの解決方法がテレワークです。退職者問題は企業にとっても損失が大きく仕事になれた優秀な人材がいなくなり新入社員を募集し、また初めから教育しなくてはなりません。

 

 

■セキュリティーは自宅の方が安全。
外部にデータを持ち出す場合、情報セキュリティーが問題になります。
しかし、管理されたモバイルワークと管理されていない社内業務はどちらがセキュリティーが高いでしょうか?テレビ番組の24-TWENTY FOUR-に出てくるテロ対策本部のように全てのファイルが暗号化され利用履歴を完璧に管理し、不正利用はすぐにガードマンが現れる場合は別ですが、一般企業や国の機関でもそこまでのセキュリティーは確保されていません。(予算をかければ可能ですが・・・)

ホームページの閲覧ができるパソコン環境では、HTTP用の通信ポート80は開放されているので WEBメールので添付やDropboxのようなストレージサービスを使うと多くの場合データの持ち出しは可能です。 企業のセキュリティー対策はウィルス対策や外部アクセスの遮断が中心でデータ漏洩対策はルール化やUSBメモリの禁止程度で十分とは言えません。 それに比べ、セキュリティーが求められるモバイルワークではパスワードロックや暗号化通信、コピー防止機能などの高度な保護対策が確保されています。 技術面では社内利用より十分セキュリティーが確保されています。

当社のノドマチャットの有料版では専用のセキュリティー製品を利用すため、正規利用者でも画面キャプチャーや複製ができない等の高度な保護機能が働き情報漏えいが防止しています。

・・・とは言っても社内ルールで持ち出しを禁止されているデータはやはり持ち出さない方が良いでしょう。持ち出しが許可されているデジタル資料はノドマチャット有料版付属のセキュリティーUSBメモリで保存し、しっかりとした管理を行って下さい。
※無料版のチャットシステムをご利用の場合でも単体購入は可能です。

 

 

■在宅勤務が普及しない理由
22年度「情報通信白書」によるとテレワークに導入予定なしと答えた企業のテレワークを導入しない理由では「適した仕事がないから72.6%」がトップです。
 逆にテレワーク導入企業では仕事の手順の見直し(業務プロセスの可視化、ワークフロー改善、業務マニュアル作成)を行っている企業が多いようです。
 つまり従来型の仕事のやり方ではテレワークに適さず、評価基準やワークフローの見直しに伴いメリットが得られるという事です。

残業手当など時間給で報酬が払われている制度的な問題があり、夜遅くまで仕事をしている事をアピールする風潮が残っている事も事実です。テレワーク導入には労働時間以外に作業量や成果に応じた評価基準の導入が欠かせません。
テレワーク導入の敷居は低くなっており、在宅スタッフを使ったコールセンターなども増えてきていますので、コストや技術面での心配はクリアされています。

 

 

■在宅勤務
Eラーニングなどの社内研修の受講
パンフレットやプレゼンテーション作成
ネットでの情報収集

 

 

■経営者にとってのテレワーク
経営者にとってのキーワードは組織改革、スピード経営、オフィスコストの削減、生産性向上(歩合制、従業員のストレス緩和)、災害時のリスク対策、人材確保、創造的な働き方へシフトなどがあげられます。
注意すべき点は、セキュリティーの確保とテレワークでは上司の目がいきとどなかいので歩合制の採用や管理的な要件を考える必要があります。

最近の傾向としては、震災時対策として節電や事業継続性のリスク対策があげられています。参考:日本テレワーク協会

ノドマチャットでは通信の暗号化(SSL)や監査証跡のアクセス記録、 コピー禁止機能付のUSBメモリ採用(有料バージョン)で情報漏えい対策やセキュリティー面で仕様やハード面での対応をしています。

 

 

■従業者にとってのテレワーク(ホーム・エージョント)
従業者とってのテレワークのメリットは通勤時間の削減・ストレス解消、家庭のコミュニケーションの向上、働く場所の選択、拘束時間の緩和、創造的な仕事内容へのシフトがあげられます。プライベートと仕事の切り替えがつけにくいなどの欠点もあり自己管理能力が求められます。

仕事を行う拘束時間を情報機器(※1)で完全に管理されている場合は、もはや通勤の必要はありません。 通信費や通信品質の問題もNGN(※2)などの高速インターネットの利用でほぼ解決可能です。
※1)情報機器:ビデオチャット、メッセンジャー、メール、IP電話、アクセス記録
※2)NGN:次世代光ネットワーク、NTT光NEXT等

 

 
■ノマドチャット
ノマドチャットとは、外注費でも処理できる自営型労働体系の活用や雇用型テレワーク(在宅勤務)での、ゆとりあるライフワークのインフラを提供するという目的を掲げています。私たちは単なる高性能なチャットシステムの提供を目指している訳ではなく、テレワーク(在宅勤務)に伴うセキュリティーの確保やVOIPやFOIPといった音声通信技術、アウトソーシングサービスなどの複合サービスをご提供しお客様の核となっている業務に集中できる環境をご提供できればと考えています。
 

 

■テレワークでの情報セキュリティー
ノドマチャットの有料版ではUSBメモリを利用した強力な情報漏えいソリューションを提供しています。在宅からノドマチャットを利用する場合は、専用のUSBメモリを差し込む事によってログインが可能です。また、USBメモリ内に保存された社内資料はコピーガードにより別名保存やファイルコピーが一切禁止されています。

USBメモリ利用時は画面コピーやコピー&ペーストの操作、印刷操作なども禁止されますのでセキュリティーが格段に高まります。

※専用USBメモリは有料です。独自のセキュリティーを採用する場合やそこまでのセキュリティー対策を望まれない場合は解除可能です。

参考:ハイパーガードセキュリティー 
※ハイパーガードセキュリティーUSBメモリ(ノドマチャット版)
http://www.abroad-sys.com/

 

 

■無料電話をささえる技術 IP電話とSIP Server
インターネット回線を電話回線として利用する技術はすでに確立されています。
電話で必要な回線速度は、NTTINS64回線などは64Kbpsという低速な回線で電話を繋いでいるように大きな帯域を必要としていません。
インターネット回線ではメールやホームページ閲覧といった電話以外の通信もありますので実測で300kbps以上の速度が必要とされていますが、現在の光回線などのインターネットではまったく問題はありません。

SIPサーバーの設置
社内をIP電話化するにはSIPサーバーをどこか 1拠点に保有する必要があります。IP電話を採用するとパソコンとの融合がより簡単になります。例えば、電話番号より住所や購買履歴を調べたりパソコン画面より電話クリックで発信ができる等です。
会社をIP電話化するメリットはパソコンとの連動以外に 社内電話やホームエージェント(在宅勤務者)の電話料を無料にできる事もあります。会社の電話番号での外線発信や着信業務も思いのままです。 テレワーク側のホームエージェントよりの外線発信を会社負担にできる事や会社の電話番号で発信できる事はテレワーク化のひとつの条件です。

■VOIPとSIPサーバー
VoIP(ボイプ/ブイ・オー・アイピー)
音声をIP回線(インターネット)で通信する技術。本来、インターネットは瞬間的な遅延は許されたネットワークです。音声では遅延するとノイズになるためVoIPなどの特殊な仕組みが必要です。

SIP Server (シップサーバー)
パソコン端末やIP電話機のIP番号を電話番号(03-XXXX-XXXX)を変換する場合に使います。SIPサーバーは、従来の電話交換機(PBX)の役目で使われていますが他にチャットシステムや監視業務に便利な多目的サーバーです。会社でIP電話を使うには、交換機がわりにSIPサーバーが必要ですが外部のサービスを使うIPセントレックスや無料のIP-PBXであるLINUXのアスタリスク(Asterisk)の選択もできます。

 

 

■テレワークで必要な機器(ホームエージェント側)
パソコン、高速なインターネット回線、ヘッドフォンセット、IP電話ソフトウェアーが必要です。ヘッドフォンセットは業務用の長時間使用でも疲れないものが必要です。IP電話ソフトは有料・無料のものがあります。

フリーソフト
IP電話ソフトは速度が遅い回線や無線LANなどの利用の場合、有料・無料問わず不安定な面がありますのでテスト運用や評価が必要です。 カナダのCounterPathSolutionが提供している X-Liteは無料でも高性能なIP電話ソフトウェアーでオススメできます。

 

 

■テレワークで必要な機器(会社側)
パソコン以外にIP電話機やヘッドフォンセット、SIPサーバーが必要です。
テレワーク側では光回線であれば速度を意識する必要はありませんが、会社側では音声データが集中して発着信が行われる為、速度帯域の考慮が必要です。 音声の圧縮方式(64k G.711 /8k G.729 )の選択、ルーターの帯域確保設定(Qos) 、SIPサーバーの不正利用対策などが必要です。